中上貴晶 2日目はテストに集中して15番手。

25年ぶりの開催となるインドネシアGP(第2戦)の舞台となるマンダリカ・インターナショナルサーキットで行われているMotoGPクラス公式テストは、12日、24台が参加して2日目を行い、中上貴晶は15番手でした。

初日はウエットからドライへと路面が変化する複雑なコンディションでしたが、2日目は、午前9時にスタートして午後5時までドライコンディションで行われました。

今回のテストで中上は、開幕戦カタールGPに向けて2種類のシャーシの比較テストを行っていますが、路面のグリップがどんどん改善されたことで、比較テストも大きく前進しました。初日は54ラップを周回。2日目は比較テストを行いながら65ラップをこなしました。

ベストタイムは1分33秒394から1分31秒918へと大きく短縮しましたが、トップから1秒差に18台という相変わらずの接戦の中で15番手でした。

マレーシア・セパン、そしてマンダリカテストの2日目を終えて、ここまではすべて予定通りとはいきませんが、着実にメニューを消化することができました。最終日3日目は、ここまで積み重ねてきたベストな状態で走行に挑む計画です。開幕戦カタールGPに向けていよいよ明日は公式テスト最終日。しっかりと準備を整える意気込みです。