今年最後の走行となったヘレステスト二日目に、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶が最速タイムを記録して、最高の形で一年間を締めくくりました。負傷治療中のチームメイト、カル・クラッチローが2018年シーズンに使用していたRC213Vで今回のテストに臨んだ中上は、ホンダファクトリーチームの世界チャンピオン、マルク・マルケス選手をも凌ぐラップタイムを叩き出しました。 昨日の走行で既に中上は3番手タイムをマークし、優れた資質を大きくアピールしていましたが、今日はさらに前日を上回る走りを披露。来たるべきニューシーズンの活躍を大いに予感させるパフォーマンスでした。今日の中上は、セッ […]
Archive for 11月, 2018
バレンシアテスト二日目の水曜日、LCR Honda IDEMITSUと中上貴晶は上々の手応えを掴んでスケジュールを終了しました。現在負傷治療中のチームメイト、カル・クラッチローがシーズン中に使用していた2018年型RC213Vで今回のテストに参加した中上は、着実にメニューを消化しながら大きく前進を果たしました。テストを終えた中上は、ホンダ勢全体で見るとチャンピオンのマルク・マルケス選手に次ぐ2番手につけました。 今日の中上は、テストに参加した全選手のなかでも最多周回となる70ラップを走り、総合8番手。最速タイムを記録した選手と比較しても、僅か0.5秒差という充実した内容でした。 […]
LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は、最高峰クラスのデビューシーズンをインディペンデントチーム最上位の6位で終えました。ウェットコンディションで始まったバレンシアGPの決勝レースは、時間の経過とともに雨脚が強さを増して、多くの転倒者が発生。レースは赤旗中断になりました。 14周で争われた再開後のレースも厳しいコンディションでしたが、中上は巧みに乗りきってダニ・ペドロサ選手の背後で6位のチェッカーフラッグを受けました。初トップテン圏内の自己ベストリザルト、しかもインディペンデントチーム最上位という最高の形で、中上はMotoGPデビューシーズンを締めくくりま […]
マレーシアGPの決勝レースで、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶がチャンピオンポイントを獲得しました。8列目グリッドという厳しいスタート位置にもかかわらず、中上は最後まで粘りの走りで健闘し、14位のチェッカーフラッグを受けました。また、今日のレースを終え、Hondaはこの8年間で7回目となるコンストラクターズタイトルを獲得しました。 今日の決勝レースは、悪天候を避ける目的で当初よりも2時間スケジュールが前倒しになりました。湿度が高く暑いドライコンディションのレースになりましたが、中上はレースウィーク序盤に見せた力強いリズムを発揮することに苦労し、最後は2ポイントを獲得 […]