中上のタイGPは失意の結果に

It proved a forgettable first-ever Thailand Grand Prix for LCR Honda IDEMITSU rider Takaaki Nakagami as he finished 22nd at the Buriram International Circuit on Sunday. Having qualified on the fifth row, the Japanese rookie saw his hopes of a good result disappear after an early fall and, despite rejoining, could do little more than just finish the race.

第15戦タイGPの決勝は、22位で終えたLCR Honda IDEMITSUの中上貴晶にとって苦い結果に終わってしまいました。5列目のグリッドからレースを迎えた中上は、好リザルトを獲得するべく強い決意で臨みましたが、序盤に転倒。その後、再スタートをきったものの、完走が精一杯という状況でした。

 

決勝レーススタート直後の序盤周回でやや順位を落とした中上は、その位置からのポジションアップに挑んだものの、3周目の最終コーナーでフロントを切れ込ませて転倒してしまいました。この転倒によりバイクもダメージを受けてしまい、最後尾での走行を余儀なくされましたが、中上は最後まで強い意志で走りとおし、チェッカーフラッグを受けました。

「自分のイージーミスが原因でこんな結果になってしまい、本当に残念です。最終コーナーでブレーキングミスをして、いつもよりやや高い速度で進入してしまったためにコーナーのエイペックスでグリップをうしない、フロントが切れてしまいました。その後、レースに復帰しましたが、完走するのが精一杯でした。

 

転倒後はハンドルバーやステップが歪んでしまっていたので、走るのがやっとという状態でしたが、なんとか最後まで走りきりました。今週末ずっとがんばってくれたチームには本当に申し訳ない思いです。気持ちを切り替えて、次の日本GPはホームレースなので、今季のベストリザルトを目指します」