中上貴晶 16番グリッドから決勝に挑む

カタールGPからの2週連続の開催となった第2戦ドーハGPは、4月3日、22台が出場してフリー走行と予選を行い、中上貴晶は16番グリッドから決勝に挑むことになりました。

初日15番手に終わっていた中上は、土曜日のフリー走行でタイムを短縮し、ダイレクトでのQ2進出に期待を掛けていましたが、終日、強風が吹き荒れ、路面の汚れがひどいことから全員が初日のタイムを更新できませんでした。

そのため初日の順位でQ1に挑むことになりましたが、依然として路面の状況は変わらず、中上は6番手に終わりました。Q1からQ2に進出できるのは12台が出走して上位2台だけ。Q1トップのJ・ミル(スズキ)から中上までが0.550秒差という厳しい戦いでした。

しかし、ロサイル・インターナショナル・サーキットは、中上が得意とするサーキットの一つ。ウォームアップで最後の調整に挑み、決勝では、16番グリッドから追い上げのレースに挑みます。