中上貴晶17番グリッドから決勝に挑む

第16戦エミリア・ロマーニャGPは、10月23日、24台が出場して予選を行い、中上貴晶は17番手という厳しいグリッドから決勝に挑むことになりました。

ウエットコンディションとなった初日のフリー走行(FP1&FP2)で23番手と苦戦した中上は、引き続きウエットコンディションとなった2日目のFP3でも思うような走りができず20番手。そのためQ1からの予選となりました。

Q1の前に行われたFP4は、ウエットからライン上が乾いていくという難しいコンディションとなり、このセッションで中上は14番手。そして、ほぼドライコンディションとなったQ1では、気温も路面温度も17℃という難しい条件の中で転倒者とイエローフラッグが多く、運にも左右される難しいセッションとなりました。

今大会のQ1は、トップタイムをマークしたフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ)が、Q2に進出してポールポジションを獲得、タイトル王手のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)はQ1で5番手に終わりQ2進出を果たせないなど、運にも左右される難しい予選となりました。中上も最終的に17番グリッドからの決勝となりますが、決勝レースがドライになれば、9月の公式テストの走りを再現し、追い上げにレースに挑みます。