Q2進出を果たすも惜しくもトップ10を逃す。明日は11番手グリッドから決勝に挑む。

 

開幕戦カタールGPは、3月27日、ロサイル・インターナショナル・サーキットでフリー走行と予選が行われ、初日のフリー走行で14番手だった中上貴晶は、11番グリッドを獲得しました。

前日に続き、この日も猛暑となり、最高気温は39℃を記録しました。午後3時過ぎに行われたFP3は、やや気温は下がりましたが、37℃という厳しいコンディションの中で行われました。そのため、全選手が初日ナイトセッションで行われたFP2のタイムを更新できず、初日14番手だった中上は、Q1から予選に挑むことになりました。しかし、猛暑の中で行われたFP3で中上は7番手タイムをマークすると、その後に行われたFP4でも9番手と大接戦の中でトップ10入りを果たします。そしてQ2でもトップ10入りを目指しましたが、Q1でマークした自己ベストの1分53秒577にわずかに届かず、11番グリッドから決勝に挑むことになりました。

目標とするトップ10は果たせませんでしたが、FP4では1分55秒台で連続ラップをこなし、決勝での追い上げに期待が膨らみます。昨年はコロナ禍の影響でカタールGPのMotoGPクラスはキャンセルとなりました。今年は2年ぶりのカタールGPとなりますが、Moto2時代に2度表彰台に立った得意のサーキットで初表彰台獲得に挑みます。