中上がマレーシアGPでポイントを獲得

マレーシアGPの決勝レースで、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶がチャンピオンポイントを獲得しました。8列目グリッドという厳しいスタート位置にもかかわらず、中上は最後まで粘りの走りで健闘し、14位のチェッカーフラッグを受けました。また、今日のレースを終え、Hondaはこの8年間で7回目となるコンストラクターズタイトルを獲得しました。

 

今日の決勝レースは、悪天候を避ける目的で当初よりも2時間スケジュールが前倒しになりました。湿度が高く暑いドライコンディションのレースになりましたが、中上はレースウィーク序盤に見せた力強いリズムを発揮することに苦労し、最後は2ポイントを獲得してレースを終えました。2週間後の最終戦バレンシアでは、力強い走りでシーズンを締めくくる意気込みです。

「今日は厳しいレースになりました。路面温度も上昇し、ベストコンディションとは言えない状況でした。フロントにミディアム、リアにソフトを選んだタイヤチョイスは適切だったと思います。土曜のFP3では2分01秒台で走れていたのですが、レースではリアのグリップが厳しく、そのときのリズムを発揮できませんでした。いつもがんばってくれているチームの努力に報いるためにも、最終戦のバレンシアではシーズンベストリザルトを目指します」