中上貴晶、スティリアGPで首位発進

 

後半戦のスタートとなる第10戦スティリアGPが、8月6日、オーストリアのレッドブルリンクで開幕、中上貴晶が今季初の総合首位で1日目を終えました。

前日まで降り続いた雨も上がり、FP1は、ところどころ青空が広がる絶好のコンディションの中で始まり、中上は走り出しから好調で、コンスタントに1分24秒台でラップを刻みました。
最初のコースインはフロントにソフト、リアにミディアムを選択。5週間ぶりに乗るRC213Vのフィーリングを確認しながらの走行でした。そして、セッション終盤には、ミディアムの新品タイヤを前後に装着。1分23秒台を2周連続で刻み、最終ラップにマークした1分23秒805で首位に浮上しました。

2週連続で開催された昨年の大会では、オーストリアGPで予選10番手、連戦となったスティリアGPでポールポジション(PP)争いを繰り広げて2番手。今年はスティリアGPからオーストリアGPへと続く2連戦ですが、スティリアGPでは2年連続のフロントロー獲得と今季初のPPが期待されます。

午後のFP2は降雨のためにウエットコンディションとなり、レインのセッティングとレインタイヤの確認で17番手でしたが、土曜日の予選での快走に大きな期待が膨らみました。