中上貴晶が初日6番手。2日目はさらに上位を狙う

第8戦ドイツGPは、6月18日、22台が出場してフリー走行を行い、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は6番手で初日を終えました。今大会も初日から厳しい戦いとなり、総合首位のミゲル・オリベイラ(KTM)から1秒差に18台がひしめく大接戦となりました。FP1で3番手と好調なスタートを切った中上は、大接戦の中で3番手から6番手へとポジションはダウンしましたが、0.805秒タイムを短縮しました。

前戦カタルニアGPでは、フリー走行、予選とフィーリングのよさを結果につなげられず14番グリッド。決勝では追い上げのレースに挑みましたが、2度のロングラップペナルティーで最後尾まで後退し、そこから追い上げて13位でチェッカーを受けました。

カタルニアGPを終えて、翌日に行われた公式テストでは、ニューパーツにトライしながら新しいセットアップにもチャレンジ。23台中3番手と、かなり手応えのある一日となりました。今大会の初日のフリー走行は、カタルニア・サーキットで進めたセットアップを確認する一日となりましたが、トップと0.441秒差の6番手と、一歩前進することができました。

土曜日のFP3ではダイレクトでQ2進出を目指し、予選では第4戦スペインGPの5番手を上回るベストグリッドを目指します。