中上貴晶、2戦連続でポイントを獲得

 

日曜午後2時にスタートしたアメリカズGPの決勝レースで、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶がルーキー勢最上位の14位チェッカーフラッグを受け、前戦のアルゼンチンGPでの13位に続き、2戦連続となるチャンピオンシップポイントを獲得しました。

20周で争われる決勝レースを、中上は5列目13番グリッドからスタートしました。トップテン圏内でのフィニッシュを目標としていましたが、リアタイヤのフィーリングを得ることに苦労し、当初の狙いどおりのリザルトにはなりませんでした。そのような状況でもポイント圏内でゴールを果たした今回の貴重な経験は、次戦のヘレスでもまちがいなく有効に活かされることでしょう。

「今回もポイントを獲得できたという意味では、いいレースでした。しかし、予選グリッドが良かっただけにトップテンフィニッシュを目指していたので、厳しい結果になってしまいました。今日はリアタイヤの充分なフィーリングを得ることができずに苦戦したのですが、20周のなかで乗り方を工夫して対応していったので、とても勉強になったレース内容でした。

 

正直なところ、このリザルトには少し残念な気持ちもあるのですが、2ポイントを獲得できたのは間違いなく良いことなので、今日のレースで学んだことを次のヘレスで活かせるようにがんばります。いつも全力で支えてくれるチームの努力に応えるためにも、全力で戦います」