中上貴晶がスペインGPで今季ベストリザルトを獲得
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日曜午後に行われたスペインGPの決勝レースで、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶が12位でゴール。最高峰クラスルーキーのシーズンで3戦連続となるポイント圏内フィニッシュを達成しました。中上はレース序盤でわずかに順位を落としたものの、温度条件が上昇した厳しいコンディションにも着実な対応を見せ、終盤周回ではファクトリーチームのライダーを相手にバトルを繰り広げました。
3レース続けてポイントを獲得した中上は、この勢いをさらに高めて次戦のフランスGPでトップテン圏内でのゴールを目指しています。第5戦のレースウィークは2週間後の5月18日にフリー走行を開始します。
「今日は暑い一日で、厳しいレースになりました。路面温度も上昇し、多くの選手が転倒を喫していました。レース後半は特に、前後タイヤとも充分なグリップ感を得ることが難しい状況でした。今の課題は、レース序盤にペースアップをすることです。ここに苦労している原因をしっかりと究明したいと思います。
今回のレースウィークも、LCR Honda IDEMITSUのチームスタッフ全員に支えてもらい、がんばって戦うことができました。今季ベストリザルトを獲得できましたが、まだ改善の余地はたくさんあるので、今日の結果にはけっして満足をしていません。次回のルマンでは序盤からしっかりといいペースで走ることができるように取り組み、トップテンフィニッシュを目指します」