中上は第7戦決勝を転倒リタイアで終える
第7戦カタルーニャGP決勝レースで、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は転倒を喫し、リタイアとなりました。土曜の予選では初めてQ2に進出し、12番グリッドのスタートポジションから自信を持って日曜午後の決戦に臨んでいただけに、残念な結果となってしまいました。
中上はポイント圏内をブラッドリー・スミス選手と争っていた14周目に、5コーナーでフロントを切れ込ませ、スミス選手を巻き込む形での転倒になりました。最高峰クラスデビュー以来の7戦で中上がレースを完走できなかったのは、今回が初めてです。有利なスタート位置をリザルトに活かすことができない、悔しい結果になってしまいました。
「今日は、レース中盤に残念ながら転倒を喫してしまいました。序盤からフロントタイヤのフィーリングがいまひとつで、あちらこちらのコーナーで何度も切れ込みそうになっていました。厳しいレースになることは覚悟していましたが、結果を残すことができなかったのはとても残念です。
5コーナーでスミス選手をオーバーテイクしようとしたときに、少し限界を超えてしまったようで、フロントから転倒してしまいました。巻き込んでしまったスミス選手には、本当に申し訳なく思っています。また、今回のレースウィークでもすごくがんばってくれたチームに結果を持ち帰ることができず、申し訳ない思いです。明日はここでテストを実施するので、気持ちを切り替えていい内容のテストにして、次戦に備えます」