中上貴晶、アルゼンチンGPで初ポイントを獲得

 

日曜日に行われたアルゼンチンGPの決勝レースで、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は13位でフィニッシュ。MotoGPの初ポイントを獲得しました。最後尾グリッドという不利な位置からのスタートでしたが、最高峰クラス2戦目でポイントを獲得という幸先のいいスタートになりました。開幕戦では完走、そして今回はポイント獲得、と着実な前進を続けています。

 

午後3時に予定されていた決勝時刻は雨の影響で遅れ、スタート進行に若干の混乱を招きました。中上は流動的な事態の変化に影響されることなく集中力を高めてレースに臨み、レース後半にはリズムの良い走りでポジションを上げていきました。最後は世界チャンピオン経験者のホルヘ・ロレンソ選手のふたつ前で13位のチェッカーフラッグを受け、3ポイントを獲得しました。

「今日の決勝レースではカルが優勝を果たし、チームの皆と同じく僕もうれしい気持ちになりました。僕自身もこの難しい状況のなか13位でゴールし、MotoGPクラスの初ポイントを獲得できたので、とてもハッピーです。雨やレース進行の遅れで集中力を維持するのが難しい状況で、レースはとても長く感じました。

カタールのときのように、レース後半はいいペースで走ることができ、さらに多くのことを学べました。昨日は厳しい一日でしたが、今日は最後尾グリッドからのスタートでポイントを獲得できました。チームには心から感謝をしています。次のテキサスがとても楽しみです。さらに大きく前進できるようにがんばります」