中上貴晶、アルゼンチンGP初日に良好な手応えを掴む

 

土曜のテルマス・デ・リオ・オンドサーキットは雨が降ってはやみ、そしてまた降り始めるという難しいコンディションの一日になりました。最高峰クラスで2回目の予選となったLCR Honda IDEMITSUの中上貴晶にとっては、完璧なドライでもなく徹底したウェットでもないという厳しい条件で、昨日の初日とはまったく異なった路面状況での走行になりました。

トリッキーな路面から充分なフィーリングを得ることができず、苦戦を強いられた中上は、明日の決勝レースを24番グリッドからスタート。明日の決勝レースではポイント獲得を目指し、全力で戦う覚悟です。

「今日は一日を通してトリッキーな路面コンディションで、午後の予選は残念なリザルトになってしまいました。フルウェットでは気持ちよく走れるのですが、路面が乾いてくる微妙な状態だと、特にコーナー立ち上がりが厳しくなります。

ミシュランのウェットタイヤでしっかりと走行したのは今日が初めてなので、まだ充分な理解ができていない、というのが正直なところです。走行終了後には、ミシュランからどうすればうまく走れるのかを教えてもらったので、今後にむけていい勉強になりました。明日の決勝レースは、もちろん全力で戦います」