アッセン決勝で中上は不本意な結果に終わる

TTサーキット・アッセンで開催された2018年第8戦オランダGPを、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は19位という結果で終えました。土曜午後の予選ではQ2進出へあとわずかに迫るパフォーマンスで13番グリッドを獲得し、決勝に向けて大いに士気を高めていただけに、この結果には落胆の色を隠しきれませんでした。

 

中上は決勝レースで最後まで果敢なバトルを続けましたが、リアグリップに課題を抱えていたために、狙っていたような順位アップを果たすことはできませんでした。最後まで走りきってチェッカーフラッグを受けたものの、今回の結果は望んでいたリザルトからはほど遠いものでした。この後、今週半ばに行うブルノサーキットのテストで、中上とチームは次戦に向けて改善を狙います。

今日のリザルトは本当に残念です。スタート直後から集団の中でバトルを続けましたが、ハードコンパウンドのリアタイヤの充分なグリップを得られずに苦戦することになりました。タイヤ選択はけっして間違っていなかったと思いますが、最後まで充分なグリップを得られず、思っていたようなペースで走ることもできませんでした。

 

チームはいつものようにとてもがんばってくれていたので、彼らの努力に結果でお返しをできなかったことが悔しいです。その分も、今週半ばのブルノテストで大きなステップアップを果たしたいです。次戦のザクセンリンクは今回とまったく特性の異なるコースですが、過去にはいい戦いをできているので、前向きな気持ちでがんばります」