中上貴晶がフランスGPで4戦連続のポイント獲得

LCR Honda IDEMITSU rider Takaaki Nakagami claimed another points finish in the French Grand Prix at Le Mans on Sunday. Starting from 19th on the grid, the Japanese rookie produced a patient and determined ride to take 15th position at the chequered flag, maintaining his record of finishing every race thus far in his debut season in the MotoGP class.

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日曜日午後2時にスタートしたフランスGPの決勝レースで、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶が連続ポイント記録をさらに伸ばしました。19番グリッドという厳しい位置からのスタートでしたが、中上は粘り強い走りで少しずつ順位を上げ15位でチェッカー。MotoGPクラスのデビューイヤーながら、開幕戦以来の全戦で完走という記録を着実に伸ばしています。

 

金曜日のFP2で喫した転倒の影響により、日曜もまだ痛みは残る状態でしたが、午前のウォームアップでは16番手につけました。午後の決勝では、レース後半に減少していくフロントのグリップ感とも戦うことになりましたが、高い集中力を維持して最後まで走りきり、今回も無事にチャンピオンシップポイントを獲得して27周の戦いを締めくくりました。

「体調がまだ完璧ではなく厳しいレースでしたが、走っているときには苦痛を感じませんでした。スタートはあまり上手く決まらなかったものの、バイクの状態はヘレスの時よりもいいフィーリングでした。カルの後ろにつけたときは、一瞬、抜けるかなとも思ったのですが、彼がペースを上げたのでついて行くことにしました。

 

15周ほど経過した頃から、フロントが厳しくなりはじめました。序盤にブレーキングで少しがんばりすぎた影響が出てきたのかもしれません。そこから先はペースを維持することが難しかったのですが、マッピングを変えてみたことで、その後の展開が少しうまく進められるようになりました。火曜日にはカタルーニャでテストを実施するので、そこでさらに改善を目指し、万全の状態でムジェロに備えます」