中上貴晶 初日7番手から15番手にダウン。決勝は追い上げのレースに挑む

 

第6戦イタリアGPは、5月29日、22台が出場してフリー走行と予選を行いました。初日は7番手と好調なスタートを切った中上貴晶でしたが、その勢いをキープできず15番手へと後退しました。

この日は、最高気温が27℃まで上がり、2日連続で絶好のコンディションとなりました。初日、好調なスタートを切った中上は、今季初のフロントローが期待されました。しかし、トップから1秒差に19台がひしめきあう大接戦の中で厳しい戦いを強いられました。

ダイレクトでQ2進出を果たせなかった中上は、Q1からの予選となり、1回目のアタックで1分46秒195をマークして暫定首位。そして2回目のアタックではさらにタイムを更新するすばらしいペースでしたが、コース終盤にスピードダウン。その結果、1回目のベストタイムでQ1は5番手へと後退し、15番グリッドが確定しました。

後方からの厳しいグリッドとなりましたが、予選前に行われたFP4では、フロントにハード、リアにソフトを装着して1分47秒台で連続ラップをこなし3番手につけています。決勝に向けてまずまずの仕上がりとなっているだけに、決勝では追い上げのレースが期待されます。