中上貴晶10番手。今季初めてトップ10で初日を終える。

 

ヨーロッパに舞台を移した第3戦ポルトガルGPは、4月16日、ポルトガル最西南端に近いアルガルベ・インターナショナル・サーキットで、22台が出場してフリー走行を行い、中上貴晶は10番手で初日を終えました。FP1は朝方まで降った雨の影響で路面にウエットパッチが残る難しいコンディションとなり、このセッションで12番手につけると、ドライコンディションとなったFP2では、10番手までポジションを上げました。

今季初のトップ10で初日を終えた中上ですが、FP2開始早々に1コーナーで激しく転倒を喫しました。幸いにも怪我はなく、スペアマシンにソフトタイヤを装着してコースインすると、連続で1分41秒台をマーク、チェッカーを受けた周回に1分40秒611をマークしました。セッション序盤の転倒の影響でFP2はトータル8ラップに終わりました。

昨年11月に行われた最終戦では、予選11番手から素晴らしい追い上げを見せて5位でフィニッシュしました。今年はこの大会で「初表彰台獲得」と気合が入るだけに、土曜日のFP3、そして予選でどこまでポジションを上げられるかに注目が集まります。