チェコGP決勝で中上はポイント獲得を逃す

日曜午後の決勝レースで、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は惜しくもチャンピオンシップポイントを逃す結果でレースを終えました。7列目からスタートした中上は、1周目に発生した多重クラッシュの影響もあって前方との距離が離れてしまい、結果的に17位でチェッカーフラッグを受けました。

 

スタートを上手く決めてポジションアップを狙っていた中上でしたが、眼前で発生した転倒のために勢いをそがれてしまい、大きく順位を落としてしまいました。その後は、順位を上げるために全力で走行を続けましたが、ポイント獲得を逃し、結果的に厳しいレースウィークとなってしまいました。

「スタートを上手く決めて、1コーナーと2コーナーではいい位置につけることができたのですが、3コーナーで目の前で転倒が発生したときは、回避する余裕がほとんどありませんでした。ブレーキでなんとか難を逃れ、コース上に残れたのはよかったのですが、大きく順位を落とすことになってしまいました。

 

その後は1分57秒台後半のタイムで周回したかったのですが、厳しい状況でした。マッピングや乗り方を変えて工夫したのですが、狙っていたタイムを出せませんでした。いいバイクに仕上げるよう全力でがんばってくれたチームには結果を持ち帰ることができず、申し訳ない思いです。今週は、総じて厳しいウィークになってしまいました」