中上貴晶はセットアップに集中して12番手。着実にメニューを消化

 

開幕戦カタールGPの舞台となるロサイル・インターナショナル・サーキットで行われている今季2回目の公式テストは、3月11日に2日目(トータル4日目)の走行が行われ、中上貴晶は初日にマークした1分54秒262にわずかに届きませんでしたが、同54秒348をマークし、12番手で2日目を終えました。

この日は気温が高く、風もほとんどない状態で、マシンのセットアップには最適のコンディションと思われましたが、路面コンディションが微妙で、走り出しはフロントのフィーリングがつかめず苦戦。しかし、夕方になってからは本来の走りを取り戻し、新しいフェアリングなどを中心にセットアップを進めました。最終的に52ラップをこなし、52ラップ目にこの日のベストタイムをマークしました。

明日3日目はテスト最終日となります。これまで蓄積してきたデータをもとに4日間のテストで課題となったセクターでのタイムロスを解消し、本番を想定したロングランと予選のシミュレーションを行なう予定です。