中上貴晶9位。4戦連続でトップ10フィニッシュを達成する

第4戦スペインGPは5月5日、23台が出場して決勝レースを行い、予選8番手から決勝に挑んだ中上貴晶が9位でチェッカーを受け、開幕戦から4戦連続でトップ10フィニッシュを達成しました。

 

終日、青空が広がったヘレス。気温は21℃とそれほど上がりませんでしたが、南スペイン特有の厳しい日差しが降り注ぎ、路面温度は42℃まで上昇しました。そのため、やや涼しかった前日の土曜日に比べると、タイヤにもライダーにも厳しい条件となりましたが、終盤になってもしっかりペースをキープした中上は、9位でチェッカーを受けました。

 

オープニングラップは、チームメートのカル・クラッチローに続いて9番手を走行しました。しかし、序盤の混戦の中で、ジャック・ミラー(ドゥカティ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、ホアン・ミル(スズキ)に抜かれ12番手までポジションを落としました。しかし、中盤以降も、前半と変わらない1分38秒台で周回し、最後はチームメートで8位のクラッチローの背後に迫る快走でした。

 

今大会の目標はトップ6でした。その目標には届きませんでしたが、今大会は、フリー、予選、決勝と安定したラップを刻むことに成功しました。予選ではベストリザルトの8番グリッドを獲得。決勝では第2戦アルゼンチンGPの7位をブレイクすることはできませんでしたが、4戦連続でのトップ10フィニッシュを果たし、次のステップに向けて一歩前進することに成功しました。

 

次戦フランスGPは、1週間のインターバルを経て、5月17日から19日までの3日間、ル・マンで開催されます。予選、決勝ともにベストリザルトを目指します。

 

中上貴晶(9位)

「今日は厳しいレースでした。内容的には納得できませんが、最終的に9位でフィニッシュできたのはよかったと思います。しかし、得意のヘレスなので、もうすこし上の順位を狙っていました。序盤、アグレッシブさに欠けたことが今日の反省点となりました。スタート直後、スペースを見つけたらすぐに前で出ていくという積極性が足りませんでした。今、振り返れば、もう少しいけたし、いけばよかったなと感じています。今日の反省点を克服するためにも、明日のテストでは、スタート直後のライン取り、ペースアップの仕方などをテストメニューにいれていこうと思います。今大会は自分の中でいくつか大きな課題が残りましたが、トップ10フィニッシュを果たせましたし、開幕戦からのスピードは完全に自分のものになってきたと感じています。マシンもタイヤもよかったです。チームのすばらしい仕事には感謝しています。次戦フランスもベストリザルトを目指し、全力を尽くします」